施設内研修「音楽の効果を用いた支援」行う!

 職員研修報告書より

 

音楽の効果を用いた支援の研修に参加した。基本的には音楽に強い興味があるわけではないのでこのような研修がないと積極的には勉強しない部分だと自分では思っている。

 研修を受け、知っているようで曖昧に知っていること、知らなかった事が確認できた。音楽は、脳全体を活性化させるという大きな部分は知っているが講義内で、音楽による効果とは、前頭前野を特に活性化させ、幼児期に音楽を聴くことで語彙が豊富になり言語的記憶能力が向上する。また、3拍子の曲は副交感神経を優位にする、楽器演奏することで脳全体の運動になるということが印象に残り、今、ちょうど5歳になる娘を持つ親として幼児期の音楽に触れることの重要性を感じた。

 また、リズムJOYの活動の紹介もあり、普段は外で元気に遊んでいる場面しか見ることはないが、音楽を通して様々な目的・効果を狙った室内プログラムを映像としてみることが出来た。

 このような施設内研修がないとなかなか勉強しない部分なので、これをきっかけに少しずつでも引き続き学習したいと思ったし同時に、同じ敷地内にあるが室内活動なかなか見られないリズムJOYの楽しそうな活動が見られ、楽しい気持ちになれた。

今後の業務でも、3拍子の音楽等の効果を利用した支援を考えていきたい。

生活支援員

 

今回の研修会では、音楽療育・療法についてリズムJOY職員小寺さんより、作業療法士の視点から講演を受けることが出来ました。

「音楽療法」とはよく耳にしますが、専門的で非日常的なものだというイメージがありました。しかし、音楽は日常に溢れており、私たちにとって非常に身近なものでもあります。普段何の気なく音楽に触れていましたが、そこには音楽の持つ性質や人への様々なポジティブな影響があるということに気付く機会となりました。

音楽は脳のあらゆる部位の働きを活性化させるということを知りました。音楽を聴くこと、音楽に合わせて歌うこと・動くこと・演奏すること、それぞれもたらされる効果は計り知れないと思いました。

また、対象の方や場面によって、曲の選定やプログラムの構成などをすることによって、より一層の効果が得られるのだろうと思います。児童においては、言語発達機能の向上、高齢者では認知機能の改善など、それぞれの世代での音楽による効果があると知りました。老若男女触れることのできる音楽だからこそ、幅広い音楽の性質について知りたいと思いました。今回の研修では、3拍子の曲は特に副交感神経を優位にすること、曲を聴くだけでなく楽器演奏することで脳全体の運動になるということ等学ぶことが出来ました。

そして、リズムJOYでのプログラムについて知りました。様々なプログラムそれぞれに目的や効果が考えられており、音楽を通して利用児童の方の能力の向上、楽しさの共有をされていることが伝わりました。

今後支援の中で、音楽を通して利用者の方の日中活動の充実につなげていきたいと思いました。

生活支援員