ミュージックケアを始めて9年になります

2024年6月、ジョイ・ジョイ・ワーク引野ではさまざまな活動がある中で、毎週ミュージック・ケアを行っています。ミュージック・ケアとは、日本ミュージック・ケア協会が行っている集団音楽療法を基本にしたもので、心身の発達に必要な情緒の安定や身体的機能の維持改善、発話などの為の刺激や動作に応じて音楽を用いる活動です(宮本啓子氏著より抜粋)。

 毎年職員1名が日本ミュージック・ケア協会の主催している初任者研修を受講し、利用者さんとの活動に活かしています。今までに協会の初任者研修を受講した職員は9名です。ですが初任者研修を受講していない職員も、ミュージック・ケアの技術を習得して、支援力・活動力向上を目指して、毎月1回テストを行っています。いろんな振り付けの中には、前腕の動きや手指のマッサージも含まれており、各曲の特徴を捉えながら職員一同習得しています。

 

 テストの審査員(写真左の人)は、実は研修を受講していませんが、利用者さんの思いになりきって判定、助言しています。いろんな活動を提供する中で、自己研鑽や他己評価の大切さも知れるものとなっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

テスト風景